スマトラ島編 メダン２
メダン滞在二日目、この日は本業のコーヒーのみに勤しむ。
というわけで、カフェ１軒目。楽器屋やスポーツショップが軒を連ねるスマトラの秋葉原（勝手に名付けた）にある「COFFEE HOLIC」。
カッコいいお兄さんがブレンドコーヒーを淹れてくれました。スマトラ島マンデリンの豊かな香りがします。。（コーヒーの解説は旅行記の後まとめてやります。）値段は一杯日本円で80円ほど。
タバコ二本分ほど滞在し、次のカフェへ。
すこし郊外の方へ出向き、「Macehat Coffee」。人気のカフェで地球の歩き方にも載っているほど。中華系の方が経営しているカフェでめっちゃ雰囲気がいい。ここではスマトラマンデリンの豆を購入し、コピ・ルアックをエスプレッソで注文。
ご存知でしょうか、コピ・ルアック。インドネシア名産の幻のコーヒーで、ここで飲んだのは一杯約1000円ほど。日本で飲むと8000円くらいする高級コーヒー。
ジャコウネコという動物が食べ、うんこになって出てきたコーヒー豆を洗って入れて作る。ほんで、ジャコウネコはほんまに美味しい豆しか食べへんから、最高のコーヒーが出来上がるってわけ。コーヒー嫌いにも飲める独特の香りがする。
こいつがそのジャコウネコ。この前ジョクジャカルタに行ったとき戯れた。こいつがまたかわいいねんな、、。こいつのウンコなら食べてもいい。
そしてそそくさと3軒目に行く「Otten」
すごく雰囲気のいいカフェで、壁にズラーーリと世界中のコーヒー豆が売られている。全部買い占めました。これでコーヒー豆求めて世界中旅するのも終わりです。 って出来るよなぁアホらしい旅やなぁと思いながらも、スマトラマンデリンを注文。ポットごと出てきて日本円で150円くらい。安い、、。そしてどこの国にもMacBookを開けてカフェに入り浸る人っているんよね。平日の昼間やぞ？何してんや？
街をとにかくウロウロしてた。僕も平日の昼間に何してんや？
そんなこんなで日が暮れて、旅立ちの時間も近いので、最後の夜の町歩きをした。
そういえばこの日、スマトラで初めて外国人を見た。ヨーロッパ系の人はどこのスタバのテラス席にもいるけど、スタバのテラス席にいなあかん呪いとかかけられているのだろうか。
そんなこと思いながら歩いていると、
??「ちょっと兄さん、助けて」
そう言われて見てみると、バイクがエンストしたのかな？困ってそうなお兄さんがいた。
僕「大丈夫？バイクよくわからんねやけど、もしかしたらガソリン入ってへんのちゃう？」
入ってへんかった。なんだこいつ。
兄さん「ありがとう、友好の証に支配を交換しないか？日本円持ってるか？」
僕「日本円もってへんねん、ごめんな、ルピアしかないねん」
兄さん「ルピアでいいよ、俺の50000ルピアとお前の100000ルピア交換しよう」
あ、やばい頭おかしい人だ。そそくさと逃げた。メダンは観光地じゃないから馴れ馴れしく話しかけてくる人は少ないけど、変なやつはどこにでもいるらしい。気をつけて。
でも都会だし、メダンは住みやすいと思う。そんな町も今日で終わり。夜行バスでいざ、アチェへ。
つづく
