スマトラ島編 アチェ

メダンから夜行バスに乗って13時間、スマトラ島最北端アチェ・ダルサラーム州へ。ここはインドネシアからの独立を主張していて、最近のスマトラ沖地震で甚大な被害を受けるまで独立戦争をしていた地域らしい。特にイスラーム色が強い地域で、お酒を持ち込んだ外国人を鞭打ちの刑に処したり、未婚の異性と仲良くなりすぎた大学生が処されたりと噂多き地域だ。アチェ・ガヨというコーヒーを手に入れるために来た。

 

バスターミナルを降りるとバイクタクシーのおじさんたちがたくさん寄ってくる。アチェ語話せるか?と口々に言う。ここでメインで使われているのはアチェ語で、ありがとうはSabahっていうらしい。みんな覚えとくと役立つよ!

おじさんの誘いに乗り、バイクの横のサイドカー(板に車輪付いただけのやつ)で市内へ。

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結構きれいでしょ??イメージとは裏腹にすごくきれいで、広い歩道も整備されているし、車も歩行者見たらすぐ止まってくれる。インドネシアの人ってタバコなくなりそうなくらい短くなるまで吸うのに、ここの人はまだ長いのに捨てる。心の余裕がある人が多いんかなぁ。そして何より嬉しいのがカフェがとんでもない数あること。

ついて早々に一軒目のカフェへ。

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インドネシア風の砂糖たっぷり粉入りコーヒー。日本円で40円くらいかな。

それから、インドネシアに来てまだ海を見てへんなと思い、田舎道をたらたら歩く。

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途中カフェ見つけて入ったんやけど、ごめんなさい。コーヒー飲まずに冷たくて甘い紅茶を飲みました。暑いねんもん!!ほんでやっと海についたかと思ったら畑みたいなミルクフィッシュの養殖場。なんやねん!って言って引き返すだけの3時間でした。

それからメインの通りをうろついてアチェ刺繍の筆箱とアチェガヨを購入。それから津波ミュージアムへ。

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こんな風に巨大なモダン建築の博物館で、日本がスマトラ沖地震の復興支援をしてくれたということで、日本人は入場無料。スマトラ沖地震で最も被害を受けた震源地のアチェの町はほぼ壊滅し、12万人が亡くなり、9万人が行方不明になったそう。。みんなに一度は行ってほしいよね。

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それから、名物ミー・アチェを食べる。甘辛くて汁の多い焼きそばみたいなので、適度に安っぽい味でとても好きだった。

 

夜になり、スマトラ沖地震の時も唯一崩れずに残ったアチェのシンボル、グランドモスクへ。見てくれこの美しさ!!!!!!巨大でライトアップされたモスクと広大な大理石の庭、、。これだけでもアチェに来る意味はあったよね!!!!!

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ドーンって張りましたねあえて。きれいでしょ??アチェおいで!!

 

でもアチェに入れるのは今日限り、、明日からブギッティンギへ。

 

つづく。